自転車活用推進研究会が選んだ「自転車10大ニュース」です。2024年に起きた自転車関連ニュースから31本を自活研理事会で選び、オンライン投票で10本に絞りました。自活研会員(会員番号を入力された方)は1票につき2ポイント、一般の方の1票は1ポイントとカウントしています。
特定非営利活動法人自転車活用推進研究会
毎年、うれしいニュースが上位だと良いな、と期待するのだが、今年もポジティブなのは7,8,9の3本にとどまり、交通安全や規制の話題が上位を占める結果となった。クルマに遅れること58年、ついに自転車にも青切符制度導入が決まったが、施行は来年春の予定で、それまでに教育啓発のプログラム、民間の協力体制など実効性のある対策と実現への工程表を構築しなければならない。利用者の立場から改善策を提案し、一定の影響力を発揮するため、会員のいっそうの奮起をお呼びかけする次第である。時代は確実に新しいフェイズに突入している。選ばれた10本はそのことを明確に示す道標だと言えるのではないだろうか。
(自活研・小林)
- ①警察庁が2026年度から自転車にも青切符導入を決定…135ポイント
- ②11月1日に酒気帯び・ながらを含む改正道交法施行…113ポイント
- ③警察庁2026年に生活道路の法定速度30km/hへ…67ポイント
- ④普通自転車歩道通行可の標識が各地で続々撤去される…65ポイント
- ⑤自転車の酒気帯び検挙でクルマの免許を停止処分に…56ポイント
- ⑥自転車利用環境創出ガイドラインを8年ぶりに改定…38ポイント
- ⑦JR東が常磐線でサイクルトレインの通年実施を決定…34ポイント
- ⑧UCI世界選手権で日本人選手が金メダル含む大活躍…34ポイント
- ⑨自転車産業振興協会がJapan Bike Show初開催…27ポイント
- ⑩寒さで下を向いた高校生の自転車で85歳男性事故死…27ポイント
そのほかのノミネート21本は次の通りです(自活研理事会選出)。
- 国際会議Velo-City開催に向け愛媛県が立候補
- シェアサイクル大手2社がポートの共同利用で提携
- 自転車通学する都立高校生はヘルメット着用が条件に
- 自活研が選ぶ自転車名人・十代目は団長安田氏に決定
- ドコモ・バイクシェアの累計利用回数が1億回突破
- 東京都1500人調査で自転車通勤OKの人50.1%
- 長野県・諏訪湖を一周するサイクリングコースが完成
- シマノがAI変速機クオートを発表 2025年実用化
- 琵琶湖一周ビワイチ参加者過去最高の12万8千人に
- 自転車通勤導入に関する手引きを5年ぶりに改定
- 警察庁が交通安全充実化に向け官民連携協議会を設置
- 第11回自転車利用環境向上会議が敦賀・若狭で開催
- 成田にも! 各地の空港にサイクルステーション誕生
- 国際自転車安全会議ICSCが愛媛今治で国内初開催
- 東京都がUCIから自転車に優しい都市ラベルを獲得
- ヘント開催Velo-Cityの日本ブースが前年比4倍に
- 国連自転車デー特別表彰で広島・愛媛県知事が受賞
- 東京都交通局が青梅市でサイクルバスの実証実験開始
- レインボーライド2024は3回目で初の朝から快晴
- 山口・宇部 国内最長の私道で自転車レース開催
- さいたま市はASOから自転車都市レベル2を獲得