クルマ側に自転車を認識してもらう運動が世界的に起きています。2015年11月から愛媛県で始まった「おもいやり1.5m運動」を日本中に拡げるため、伊豆の民間団体が愛媛県の了解を得て、マグネットシートとステッカーをつくりました。これらのシートはクルマの後背部に掲げるもので、自分の運転を再認識するとともに、追随するクルマに呼びかけることを企図しています。「Baby in Car」などと同じく、マナーとモラルに訴えるためのもので、義務も法的根拠もありません。クルマを所有している人に貼っていただくと同時に、家族、友人知人にもお呼びかけいただきたいのです。車道上の自転車通行位置明示も増えてきました。ドライバーの意識改革の環境は整いつつあります。もう一押し、ご協力をお願いいたします。
NPO自転車活用推進研究会・小林成基